宅地の評価(大規模工場用地②)
大規模工場用地とは
大規模工場用地とは、一団の工場用地の地積が5万㎡以上のものをいいます。ただし、路線価地域においては大工場地区内にあるものに限ります。
評価単位
ここで「一団の工場用地」とは、工場や研究開発施設等の敷地の用に供されている宅地だけに限らず、隣接する駐車場、福利厚生施設等の用に供されている土地で一団のものを含みます。
このときそれぞれの施設が、不特定多数の者の通行の用に供されている道路や水路等で分離されているときは、その分離されている部分ごとに「一団の工場用地」として判定します。
また、「一団の工場用地」は所有者ごとに判定します。そのため複数の土地所有者から借地して工場用地の敷地としている場合には、一定の場合を除き、土地所有者の評価単位と工場所有者の評価単位が異なる場合があります。
(設 例)

①評価の単位
イ A(第一工場)、これに隣接するB(グラウンド)及びC(福利厚生施設)を一団の工場用地として評価します。
ロ 一方でD(第二工場)は、イとは道路により分離されているので、単独で一団の工場用地として評価します。
②評価額の計算
イ 「A+B+C」の評価額
「A+B+C」の地積20万㎡≧5万㎡・・・大規模工場用地として評価します。
(正面路線価)90,000円 ×(地積)20万㎡ ×95/100 = 17,100,000,000円
ロ Dの評価額
Dの地積6万㎡≧5万㎡・・・大規模工場用地として評価します。
(正面路線価)90,000円 ×(地積)6万㎡ = 5,400,000,000円
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